あなたは自分とどう向き合うか。世界初「ノスタルジアフォトグラファー」という肩書きで活動するにあたって。ウィーンオーストリア・ヨーロッパ日本人フォトグラファー 世界で活躍する日本人 懐かしさまみれの宣材写真
- 2月23日
- 読了時間: 3分
自分の過去を天が容赦する様な柔らかな光、過ぎ去った時間の残り香、余裕もなく過ぎる日常の断片。後から見返すとどうでも良かったひとときも懐かしさへと変わるでしょう。

世界初のノスタルジアフォトグラファーとして活動を始めた今、記憶とのやり取りが作品を通して見えてくるかもしれません。
懐かしさは、時間と向き合うこと

懐かしさとは過去を追い求めることではなく、後悔や仮説を取り入れたものではない。
時代を消費するための懐かしさではもったいなく、
ビンテージものを集めることや流行りの平成、昭和グッズを集めることと程遠く
過去の自分を思い起こすことでもなく、未来を今にでも手にいれる想いと全く違い
どこかに住み着いている記憶を辿り、
そこへ辿り着いた時の感情を覚え、自分自身と向き合う時間。
「今の自分」が、自分自身の内側に触れるための時間かもしれません。
記憶に対しての感情は一定のままではなく、生きていく中で成長します。
ほぼ良い方に。
そして、また欲しいと思った頃には数年経ち
美しいと思った頃には数十年経ち。
その美化の過程を切り取って写す。
憎しみや哀しみが消えた中立の立場の当時の自分が今ここにいる事を認識する。
写真を撮るという行為は、被写体を見ること以上に自分の記憶の輪郭をなぞることに近いのかもしれません。
表面的に美しいものではなく奥深く、厳重に閉ざしているもの。
どこかに眠っていた感情に出会い、見ているあなたにもその経験を与えること。
宣材写真にも、ノスタルジックな空気を

ノスタルジアフォトグラフィーとはパッと明るく笑顔での写真ではなく、ほんの少し色褪せたお色味、柔らかな光、静かな余白を取り入れることで、見る人が「どこか懐かしい」と思う様な写真を感じるままに作っています。
一定のフィルターなどで編集をしている訳でなく、見る人の心の奥に触れる表現を導かれるまま手をうごかす。宣材写真でありながら、あなたの心を写した風景のような作品になるのです。
あなたと会った時の眼差しや口調、笑い方や心の閉ざし方。
手の握り方。
足音のアクセント。
あなたが得意と言ったこと。
些細な全てが私に語りかけているのかもしれません。
世界初「ノスタルジアフォトグラファー」として
懐かしさを呼び覚ます写真は、誰もが少しだけ自分の人生と向き合うきっかけになると思うのです。言葉で示せば示すほど明確になるのを恐れ、あえて曖昧に言います。
「ノスタルジアは何か」と問われた時、私は"emotional time travel" (感情タイムトラベル)、つまり「感情記憶の旅」と答えています。
過去を求めることではなく成長した自分自身と出会い、自問自答で得た感情に浸ること。
写真は、時間との対話

懐かしさを取り入れた宣材写真は、ただのポートレートではありません。過去と今をつなぐ橋渡しになり、心の余白に触れるきっかけを作る。
それが、ノスタルジアフォトグラファーとして伝えたいことです。
ウィーンの街角で、静かに光と影を追いかけながら、あなたも自分と向き合う時間を、写真の中に見つけてみませんか。
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